益永研究室学生Blog

このブログは横浜国立大学益永研究室の学生の日々の活動を記録したものです。

MNM研究室の秋学期ゼミが始まりました!見学者も来てくれました!!

1011日(木)、秋学期MNMゼミがスタートしました

こんにちは!関根です。

新学期が始まり、いよいよMNM研究室のゼミが始まりました。

益永研究室から、博士学生の、木村さん、Ohさん、Hanさんが研究の進捗報告を行いましました。

木村さんは、PPCPs1のモニタリングと生態影響評価を、Ohさんは臭素系難燃剤HBCD2とその分解物の環境動態解析とリスク評価を、Hanさんは、薄膜拡散勾配法と化学平衡モデルによる河川水中重金属生物利用性3の評価をテーマにそれぞれ発表しました。

MNMゼミでは発表者は配布資料と発表用スライドを作り、一人45分間の持ち時間で発表します。発表者に対し自由に発言し、活発な議論を繰り広げています。

私はMNM研究室に所属して2年目ですが、ゼミから多くのことが勉強できると感じています。MNMゼミでは3研究室が合同で行うため、自分の専門外の知識を共有することが出来るのです。そのため、こんな世界もあるのか、と発表を聞くたび新鮮で視野が広がり、ゼミの発表を聞くことが楽しくなってきます。この他にも、学会等経験豊富なドクターの発表を見ると、やはり、発表の仕方やスライドの作り方が自分とは異なり、とても勉強になります。私も自分の研究を進め一日でも早くドクターの先輩方のように成果を出し、良い発表が出来るようになりたいと思うばかりです。

 

見学者が4人来てくれました

またこの日は、他大学の学部3年生が4人見学に来てくれました!MNMゼミにも参加してもらいました。4人とも緊張していたようですが、MNM研究室の雰囲気も分かり、満足してくれたようです。益永研究室を受験し新たなメンバーになってくれると嬉しいなと思います。

 

 

1 Pharmaceutical and Personal Care Products。日本語訳では、医薬品及び生活関連製品。近年水環境中や下水処理施設等で発見されており、汚染の実態調査や生態影響に関する調査・研究がおこなわれている。

2 正式日本語名称1,2,5,6,8,10-ヘキサブロモシクロドデカン。化学物質審査規制法に基づいて、平成16922日に第一種監視化学物質に指定された物質。

3 重金属が多種多様な形態で水環境中に存在し、呼吸などを通じて生物中に取り込まれるものを指し、生物に直接影響を与える濃度、または取り込まれやすさを示すものとして定義されている。